ただひたすらプラクティス

 アマとプロの違い、金銭のことでなく練習方法の違いについて、ダンスをベースにいろいろと思いつくまま。

 20代、覚えたての頃、技術が未熟でそれを何とかするために毎日練習……、出来ないから、尚更練習する。それでも出来ないから……、最後は喧嘩。 それの繰り返し(ソシアルダンスは二人で踊ってなんぼだから、すぐに相手のせいにできる)しかも、そんな状態が当たり前と思ってたんです、学校を卒業するまでは。

 縁あって都内の一流教室に移ってからはイメージ一新というより、どやされました「ゼンブステロ!」もち頭の中身をです、知識もですがその上になりたっていた感覚もすべて……。 どうせ伸び悩んでいたのだから財産として後生大事と持っていたって……、だから簡単に捨てました。ポイって、こだわりなしに、ぜんぜん平気……、だったけど、代わりがない……んです。

 そこは仲間がいっばいいて、毎日朝早くからカップルで練習です。しかも基本ステップといって教本の第一ページにのってる誰でも知ってるのを繰り返し繰り返し練習です。これが練習なら簡単だ!ってんで自分達も参加したんです。(すんません間違えました、簡単だって思ったのは私だけでマイワイフ多恵子さんは違いました。)来る日も来る日も同じ練習、新しいテクニックとかは何もないんです。

 でも結果は半年で出ました。競技会の新人戦で入賞です。「踊るちから」が身に付いてたんです。自分ではどこが良くなったのか分からないんです、でも今までなら予選でこてんぱんにやられていたのに、あっさりと通過してしまったのにはびっくりだったです。「プラクティス、プラクティス、プラクティス!!」です。出来ないところをなんとかってんで工夫するのが普通だけど、うちの親分はただひたすらプラクティスさせてくれました。本当に上達するにはそれしかない!!でも営業ではあまり使えないんです、生徒さんがいなくなってしまう……、アメとムチはだめ、アメとアメでないと……。

 私の知っている範囲でのほとんどのアマチュアはそれです、いやアマに限らずです。ただ例外もありました、Yさんです。私達が20代のときYさんは明治生まれだから、自分達からみたら随分のお年寄りです。そのYさんが私のパートナーと組んでダンスの競技会に……、そのころ新設されたんです「全日本アマチュア・オールドボーイ・ダンス競技会」が。略してOB戦、だからレッスンにも力が入るわけだけど並の人とは違う、歳だから無理しない。ややこしいステップはやめてシンプルなステップだけ、プロのプラクティス状態です。そしたら武道館で優勝です。賞状は三笠宮様から手渡しでいただきました。

 そのあとも出ればいつも優勝でした。練習はいつもシンプル、だからレッスンしやすかった、単純な動作の繰り返しだから身についたんだけど、いやな顔もせず私達についてきたYさんは偉かったですね。西野流呼吸法の稽古はプラクティス、プラクティス、プラクティスですね、これはどんな意味があるか?どうしたら早くわかるか?なんて考えたらだめですね!ただプラクティスあるのみ……、問題はそれができるか……?! エネルギーがいりますね〜。

戻るNEXT